
中日友好大連人材育成センター(以下、センターと略称する)は日本政府が無償で支援した協力プロジェクトである。2004年8月24日、中国商務部、科技部、大連市人民政府及び日本政府の全面支持と協力で、中日両国政府が「中日友好大連人材育成センター建設計画」に調印した。日本政府はセンターの教育施設、設備などの資金(9.68億円)を提供した。
2005年12月5日、プロジェクトの運営を円滑に進めて、ビジネス日本語人材の素質を高めるために、大連市人民政府と日本政府は「大連ビジネス人材育成計画」に合意した。計画内容は、日本人の専門家を中国に派遣し、ソフトウェア開発及びプロセス管理、生産管理、経営管理、ビジネス日本語、日本へ就職する人に日本語を教えること、など分野で教育を実施する。2006年4月15日、センターのビルの落成式が行われ、正式に使用されるようになった。
センターは先進的な教育設備を、平均10年以上の日本語教育経験を持つ専門の教員チームを有して、ソフトウェア開発、生産経営管理、ビジネス日本語教育、人材派遣など分野でトレーニング計画を実施する。
センターは主に日本語と専門技術を融合した複合型人材を育成して、現職者と対外派遣者の能力と素質を高めることを目的としている。また、センターは現地企業(特に日系企業)のサポート、大連を発展、遼寧を支持、東北地方を振興を大きな目標としている。中日両国の文化と技術交流を広く展開し、中日両国人民の友好関係を強固に発展させるために積極的に貢献する。